年齢不詳な若人が唄の話を中心にアレコレと・・・


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高英男さんを偲ぶ会(2009.7.23)

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7月23日、帝国ホテル孔雀の間で5月4日に亡くなった高英男さんのお別れの会が催された。
ご健勝であったころ、ディナーショーなどで高さんも足を踏み入れているであろう、ゆかりの地である。
ファンも50年来、60年来と年季の入った方が多いことに配慮したか、開演は午後3時。こういう会やコンサートの場合、5~10分遅れなどでスタートになることが大変多いが、高さんを偲び、開場前から多くのファンが全国から詰め掛けていた。
50年来、60年来のファンが会場に集まり、お互いの身の上話。一般ファン、芸能関係者区分なく、遺影に献花、会場で話をし、ゆかりの品々を眺めている。
ペギー葉山、雪村いづみ、浜村美智子、合田道人、安倍寧、芦野宏・・・。
昨年末に腰の病で半年近く入院し、健康状態が懸念されていた石井好子も来場。

参加者が一通りゆかりの品々を見終えたところで、発起人等の挨拶。司会は遠藤泰子。
まず、会主催の日本シャンソン協会会長・石井好子の挨拶。同じキングレコード所属で発起人の一人であるペギー葉山の挨拶、そして芦野宏による献杯の音頭。親族を代表し甥の高忠晴による御礼の言葉の後、在りし日の高さんのVTRが上映。食事の時間も兼ねてある。

若かりし日に出演した映画、円熟期に出演した歌番組、80歳記念リサイタルの記録映像、最晩年に位置するステージの映像…新旧取り混ぜての編集。
年代が移り変わろうと高さんの歌は素晴らしい。その年代、その年代に合わせた魅力がある。不変なのは、こころのうた、ということ。

VTR上映が終わり、〆に高さんを支え、共にステージを作ってきた、照明の今井直治の挨拶。ステージの照明の話から、40年以上マネージャーとして高さんを支えてきた佐々木孝子女史へのねぎらいの言葉へ。

晩年、身体が不自由になり、自力歩行もままならなくなった高さんを支え、(高さんの意思を組み)最期までステージに立たせ続けたのは佐々木女史の尽力によるものが多い。
会場にいた人はほぼ全員そのことを御存知なのだろう、会の中でもっとも多くの拍手が飛び交った。出入り口でしきりに頭を下げる佐々木女史。

こうして、あっという間に散会の時間となった、佐々木女史はじめ関係者は、帰路に着く来客者ひとりひとりに言葉を交わし続けた。
そして、来客者同士も名残惜しそうに話し込み、余韻にひたっていた。
後ろ髪を引かれるようにして、来場者がいなくなったあと、淡々と撤収作業に入る関係者。心のうちに秘めている想いはどのようなものか…。

会の間、どこか高さんの気配がした。
 「ありがとう」
孔雀の間の柱に、高さんがいて、そんなことを言っているような気がしたのは私だけでは無い筈。最期のステージに高さんはやはり立っていたのだ・・・そう思うことにする。
甥御さんの言葉通り、これからは心の中でリサイタルを催すのだから。
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by hakodate-no-sito | 2009-10-06 18:57 | 歌・唄・うた | Comments(0)