年齢不詳な若人が唄の話を中心にアレコレと・・・


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お母さん女優NO.1山岡久乃

2月15日は山岡久乃の命日。
亡くなったのが99年なのでもう没後11年ということになる。

私の、事実上の山岡久乃初体験は、ドラマ「ありがとう」(第2シリーズ)。

事実上、と書いたのは、ミツカンのCMで割烹着を着た姿などを覚えているから。
でも、顔と名前は結びつかなかったし、そもそも我が家の場合子供は9時前に就寝という規則正しい生活ルールがあったので山岡久乃をちゃんと知るチャンスが無かった。
インターネットもまだ我が家には無縁だったし、調べるという方法もよく知らなかった。

「ありがとう」は歴史に遺る大ヒットドラマだという事は知っていたし、水前寺清子も知っていた。
スカパーで再放送されたとき、『これが伝説のドラマか…』と、かじりついて見た。

私が幼い頃から見て知っていたドラマとはまるで違う世界。
しかし、半端じゃなく面白いし、実に魅力的な俳優陣。
みんな良かったが、そのとき特に引き寄せられたのが乙羽信子と山岡久乃だった。
乙羽信子に、そのときの温和なイメージを抱いたまま、新藤兼人作品など他の出演作を見たときの衝撃はすさまじいものがあったが、ここでは触れない。

山岡久乃。
威厳があって、口が達者で、実はなかなか綺麗で、何よりあたたかい。お母さん。
私はドラマや映画で泣いたことは無いが、ただ一度、この「ありがとう」の山岡久乃に泣かされた。

その後も、「ありがとう」(第1シリーズ、第3シリーズ)と「女と味噌汁」など、次々に山岡出演のドラマを見る機会に恵まれた。
「ありがとう(第3シリーズ)」や「女と味噌汁」では、しっかりしたオッカサンでは無く、ちょっと間の抜けた可愛らしいオカアサン。
こちらのオトボケかあさんも絶品。
全然違う役のはずだが、まるで違和感が無い。
役者ってこうも自在に演じ分けが出来るんだ、と今まで知らない役者像を知らされた。

そして、現在巷で一番知られていそうな、山岡久乃パブリックイメージの中心にあるであろう「渡る世間は鬼ばかり」。
第6シリーズ(既にツッコミドラマと化している)あたりから、なぜか実妹が気に入りだして、それに付き合ってついでに見ていたのだが、山岡出演時代のそれは見たことが無かった。

第1シリーズを見て「何じゃこりゃ」と驚いた。
今の、あの失笑モノと化した橋田壽賀子脚本じゃない、ちゃんとしている。
(山岡久乃、いるよ。こういう人・・・ )と。
それまでの平岩弓枝作品とは打って変わっての橋田ワールド。
心あたたかくなるような作品ではないが、修身的リアリズムというのか、うまく言えないが、そういうものを感じた。
これを支えていたのが河内桃子や赤木春恵、藤岡琢也であり、何よりも山岡久乃であった。
さすがに第3シリーズあたりには、現在のような失笑化が始めるが、山岡久乃の存在で芯の通った、キチンと見ることが出来るドラマになっていた。

他にも多くのドラマに出演していたのを見たがどれも素晴らしかった。
吹き替えのミスマープルもハマっていた。
映画でも、日活映画や川島雄三作品でビシッと脇を固めている。


山岡久乃が気になり始めて、もう8年以上経つが今もなお山岡にやられっぱなしである。
最近、「徹子の部屋」の再放送を見たが、これも機知に富んだ見ごたえのあるもので、黒柳徹子の息もぴったり。
徹子が、沢村貞子/大橋恭彦を母さん父さんと呼び、渥美清を兄ちゃんと呼んでいたが、山岡も実は姉ちゃんと呼ばれていた時期があるのだ。
何故止めたかは定かでは無いが、「お姉ちゃんという歳でもないでしょ」と山岡にたしなめられたのかもしれない。

山岡が病に倒れなければ、亡くなった年に座長公演が実現していた。
井上靖原作の「月の光」という。気丈な母がボケて…という話だが、もし実現していればと残念でならない。これは見たかった。

山岡久乃については資料を探し続けている。
本人は「私は新劇上がりの脇役」とあまり目立ちたがらず、ひっそり死んでいきたいと語っていたというが、評伝の一冊や二冊出てもおかしくない。小沢栄太郎、森塚敏とのいきさつ、晩年の橋田壽賀子×石井ふく子との決別...書きにくいこともあるだろうが筆の立つ、山岡久乃を愛するものの手によって書かれたらいいなと思っている。
「日本のお母さん―四大女優の生き方―」
とでもして、山岡久乃、京塚昌子、加藤治子に森光子の4人の女優を書くというのも良いかもしれない。
日本の女優は書かれていい人が一杯いるはずなのに、案外書かれている人は限られている。
書き手側も知ろうという意欲が無いのかもしれない。

田中絹代に杉村春子、山田五十鈴だけじゃなかろう、日本の女優は。

(誤解されては困るが、この3人、大好きな女優である。どんどん語られていって欲しいぐらいだ)
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by hakodate-no-sito | 2010-02-15 21:42 | 古今俳優ばなし | Comments(0)