年齢不詳な若人が唄の話を中心にアレコレと・・・


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私の中の石井好子

石井好子。
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どういう訳か、いま無性に石井好子が知りたい、観たい、聴きたい。

私はずっと石井好子の歌が苦手だった。
あの音程をやや無視した歌い方がどうにも受け付けなかった。
高英男に惚れ込み、深緑夏代に唸りながら、どうにも石井好子だけは駄目。

ただ、その風貌からタダモノでは無い、傑物であることはわかっていた。
エッセイも何冊か持っている。
手許に残っていないものや図書館で借りて読んだものも含めれば10冊前後は目を通している。
それでも歌は受け入れられなかった。

いや、そうでは無い。
4年前、NHKホールのパリ祭へ行った際に聴いた「アンジェラスの鐘」
圧倒的貫禄、美しいステージング。
それは、それは見事なもので、彼女こそシャンソンの女王というべきだった。
音程がどうとか、声の伸びがどうとか、そんな問題は小さいものに感じた。
だが、隣で観ていたオヤジの舌打ちに
これは駄目なものなのだ、私の震えは間違いなのだ
と思ってしまった。
そして、記憶ごと封印してしまっていた。

なぜ、そんなことを思い出したか。
石井好子の死だ。

私は彼女の訃報を知り、嘘だ、と叫んだ。
不死鳥のような石井好子が2008年頃から体調を崩していたことは知っていた。
2009年のパリ祭で挨拶だけに登場した石井好子は、石井好子であったが
激痛に耐えながら、華麗に振舞っていることがカメラの上からはハッキリと読み取れた。

もう長くない・・・
そう思いながら、心のどこかで石井好子は復活を遂げる。
彼女はそういう人だという想いもあったのだ。
だから、嘘だ、と叫んでしまった。

苦手だ、と言いながら少しだけは映像が手許にあった。
若い頃の歌声も40曲前後は手許にあった。

茫然としながらも、歌声をまず聴いた。
若い頃の歌は、私にはまだ良いとは思えなかった。
シャンソン歌手として大々的に売り出す前の飛び切り若い頃の歌声は別だったが・・・。

そして、近年(晩年になってしまった)の石井の映像を観た。
私の不明を恥じた、何と素晴らしい歌声なのだろうか。
シャンソンというジャンルを超え、見事なまでの石井好子の世界がそこにあった。

トーク番組で話している内容も含羞がある。
高英男が名流婦人と石井のことを絶賛していたが、まったくだ。
上辺だけじゃない、建前ではない、真実の重みがそこにある。

そして、手許に残っているエッセイを読んだ。
今さらながら、サイン本を持っていたことに気付く。
やはり面白い、そして含羞がある、ユーモアがある、凄みがある・・・。

失ったものの大きさを感じてならなかった。

先日、石井好子を特集した10分番組がNHKで放送されているのを観た。
10分で足りるような人ではないが、比較的よくまとまっていた。
番組でオランピア劇場での公演の様子が放送された。

脳天を直撃するような歌声だった。
気品と貫禄に満ちた姿に私はまたも言葉を失ってしまった・・・。

こんな素晴らしい歌い手がいたのか。
やっと出た言葉はこれだった。

叶うならば、もう一度石井好子の舞台をじっくりと観たい。
数年前には判らないことでも今なら理解できることがいっぱいあるはず・・・。

そんなことを日々思っている。
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by hakodate-no-sito | 2010-12-16 20:33 | 歌・唄・うた | Comments(2)
Commented by Bruxelles at 2010-12-29 13:08 x
「アンジェラスの鐘」私も大好きです。昔そう書いたら、早速次のステージでこの曲を歌ってくださいました。圧倒的貫禄、美しいステージング。そこに今までの人生が出るのだと思います。
彼女は詩を愛する方で、事務所引越しの際、ガルシア・ロルカの詩集をいただきました。
Commented by hakodate-no-sito at 2010-12-30 19:31
このときの「アンジェラスの鐘」のパリ祭のビデオを引越しの間に紛失してしまったのが残念でなりません。

>圧倒的貫禄、美しいステージング。そこに今までの人生が出るのだと思います。

別格でしたね、一流の証ともいえる・・・。

>彼女は詩を愛する方で、事務所引越しの際、ガルシア・ロルカの詩集をいただきました。

とても良い詩、良い曲、良いアレンジで歌われる方でしたものね。納得です。