年齢不詳な若人が唄の話を中心にアレコレと・・・


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初めて「ろうきょく炭坑節」を聴いたとき

去年だったろうか、一昨年だったろうか。
「ろうきょく炭坑節」という不思議な歌を聴かせて貰ったのは。

『面白い歌があるんですよ』
そんなことを言いながら、知人が紹介してくれたその歌は1度目の視聴で
すっかり脳髄に染み付いてしまった。


炭坑節のメロディをちょっと崩して、月が印象的に出てくる浪曲の演目を歌詞に
してしまっている。
テケレッツノパ、テケレッツノパ・・・という何ともよくわからないお囃子。

このお囃子、明治時代で噺家の通称・釜掘りの談志という人の余興のお囃子言葉らしい。
歌を聴いてすぐ、偶然聴いた三遊亭圓生の遺した録音物から、発覚。
ほかにも落語では割とおなじみの迷フレーズとして、使われているらしい。
浪曲と直接の関係は無いみたいだが、同じ演芸という地続きから、たまたま耳にして、流用したのだろう。

話が横にズレた、元に戻そう。
当時の流行歌とは微妙に違う、日本マーキュリー(タイヘイ)サウンドとでも言おうか、個性的な編曲・演奏。
うまく解説が出来ないのがもどかしいのだが、何かが違うのだ。
ローカルカラーとも、一説には戦前・戦中以来の音楽作りがここの会社には生き残っているともいう。

このアクに加えて、歌い手・芙蓉軒麗花の歌声がサウンド同様、いやそれ以上に濃い。
長年、浪曲で鍛え上げられた見事な喉。

これは私が聴いてきた中で勝手に思っていることだが、浪曲出身の歌手には、譜面よりも自分の良い声の出を優先させることが
ほかの歌手に比べて強い。より良い舞台を、という芸人魂ともいえるのだろか。
それは良かったり悪かったり、たまらなく効果的な場合もあれば、泥臭くて叶わない場合もある。

ここではどうか。
その荒削りな歌声が歌とマッチして、類を見ない独特の迫力と味わいを醸し出すことに成功している。
加えて、テケレッツノパでマーキュリーサウンドだ。
こうして一度聴いたら忘れられない、スルメ、いやクサヤか、ともかく何とも不思議な歌の出来上がり。


気がつくと知人に
『芙蓉軒麗花、他に無い?』
と訊ねていた。
『無いんだよね、オムニバス盤にポンと入っているこれだけ』
『他の歌も気になるね』
『だろう』

その後、ちょっと調べたら、この「ろうきょく炭坑節」は斜陽になりかかった浪曲界から歌謡界への転進
が行われるようになった流れを作った、記念すべき歌であり、大ヒット曲。
今も大衆演劇その他の世界では息づいていて、歌われることが多いという。

こうなるとますます芙蓉軒麗花が気になる。
しかし、何もわからないまま時は流れ、その知人とも仕事その他の多忙さから疎遠となってしまっていた。

―忘れはしないが、このまま謎の森で彷徨っているんだろう。
なぞ勝手に粋がっていた矢先だった。
芙蓉軒麗花のCDアルバムが出る、という情報が別の知り合いから寄せられたのは。
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by hakodate-no-sito | 2011-08-02 00:33 | 歌・唄・うた | Comments(2)
Commented by じゅんいち at 2015-06-09 19:58 x
僕もこの歌を初めて聴いた時の感想は正におっしゃる通りの言葉しか出ませんでした。

僕の場合は、骨董市でSP盤を探っていた時、一緒に居合わせたSPレコードのマニアさんから『これ面白いですよ』と勧められたのが最初でした。

帰宅してから盤を掃除して蓄音機で再生したら一発でやられました(苦笑)

裏の『磯ぶしチャッポ』もなかなかどうして。

今では僕のお宝レコードの一枚です(笑)
Commented by hakodate-no-sito at 2015-09-07 11:23
本当に面白い歌ですよね。今でも時折聴きたくなります。