年齢不詳な若人が唄の話を中心にアレコレと・・・


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ある名称の消滅

今年の4月1日から、新派俳優という言葉が公の場から消える。

昨年の日本俳優協会の理事会で決まったという。
公益社団法人移行を目指す中で、歌舞伎の存在意義は主張できるが、新派は・・・ということになったらしい。

もっともこの言葉は、NHKのニュースや新聞などですら、見かけなくなっていた言葉。
新派といっても通じない世代が出てきているのも動かし難い事実。
一般的には、どうでもいい話になるのだろう。

ただ、私にとってはグサリと来る話だ。

歌舞伎俳優
新派俳優
新国劇俳優
新劇俳優
映画俳優
声優(これは元来放送=ラジオで活躍する俳優に対する名称)

いわば、役者としての本籍はどこであるかを示す言葉。
様々な分野で活躍していても、自分自身の矜持として「私は●●俳優(役者)である」と名乗る人は今でも少なくないのだ。

特に歌舞伎・新派・新国劇は、日本の演劇でもBIG3というのか別格的な位置にあったもの。
その3つのうち、1つは劇団ごと消え、1つは名称が消える。

奇しくも、新国劇解散に伴い、新国劇俳優という言葉が無くなって、四半世紀後に新派俳優の名称が無くなる。
ひとつの時代の終焉を感じずにはいられない。

私は、今日の新派衰微の一因は、新派が滅びの美学を売りにし過ぎたことにあると思っている。
花柳章太郎が自ら『私が最後の女形』的なことを言っていた時代から。

そしてマスコミなどがあまりにも「新派はどうなる?」とマイナス面を煽る記事を、不必要に、執拗に書き過ぎたことも今日の惨状に繋がっているだろう。

さらに言えば、もう少し長期的な展望を持って、松竹が新派を守り立てようとしていれば、また違っただろうと思う。もっとも、今、新派が曲がりなりにも存在していられるのは松竹だからであって、これが別会社ならば新国劇のように無くなっている可能性のほうが高い。

新派の消滅は、ひとつの、大きな演劇スタイルが無くなるということだ。
本当に、新派に学ぶところはもうないのか。
あまりにも無関心になり過ぎてやしないか。
花柳章太郎、初代水谷八重子だけが新派だと思っていやしないか。

今回の新派俳優の名称消滅は、一種のイエローカードと、私には思えてならない。
果たして、あと20年後、30年後に劇団新派は存在するのだろうか。
私は在って欲しい。これは強く言いたい。
だが、現状の流れではそれは難しく思えるのも、また事実である。

かたちにこだわらなければ新派イズムの継承は商業演劇の世界でも新派の若手へもされているはずで、本体が無くなる事態が万一起きても、後継団体はきっと出来るはずだし、偲び草は一杯ある、と私は信じている。少々楽天的かもしれないが。

ただ、後悔先に立たず、という言葉をもう一度考えてみて欲しい。
無くなって「歴史が消える・・・」と文句を言ったところで、取り返しはつかない。
伝統や文化は潰してしまうことはたやすいが、再び作り上げるには多大な時間と労力を必要とする。

イエローカードを突きつけられたのは、新派であり、実は我々なのだということに、気付かなければいけない。

---------------------------------------------
―来る2013年、新派は設立125周年を迎える。
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by hakodate-no-sito | 2012-02-01 01:48 | つぶやき | Comments(1)
Commented by Bruxelles at 2012-02-01 12:35 x
<私は、今日の新派衰微の一因は、新派が滅びの美学を売りにし過ぎたことにあると思っている.>
鋭い指摘ですね。新派だけでなく日本は「滅びの美学」を売りにし過ぎた。新派的昭和人間も、若い人たちからイエロー・カードを突きつけられているのでしょうね。