年齢不詳な若人が唄の話を中心にアレコレと・・・


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石井好子INオランピア劇場

石井好子の人生のハイライトを考えて、これは欠かせないというものはいくつもある。
人によって、何を選ぶか違うとは思う。
だが1990年12月10日のパリ・オランピア劇場でのリサイタルについては
どなたも異論を唱えることは無いはずだ。

さして石井好子について関心が無かった頃、彼女を知りたてだった頃から、このことについて
は関心があった。
私はフランスやシャンソンについては、聞きかじりの知識ぐらいだが、オランピア劇場が凄い場所
ということは知っている。

日本人で初めてオランピア劇場に立ったのは芦野宏(1956年、東洋人としても初だったという)だが
個人でのリサイタルは石井好子が初だったという(その後2007年にTOMUYAという在仏の男性歌手が行っている)。

石井好子というよりも、ひとりの日本人が外国で格式ある劇場でリサイタルを行うことがいかに名誉か、ということに関心を抱いていた面もある。

シャンソン歌手がどうとイマジネーションが沸かない方は、こう置き換えてみたらどうだろう。
アメリカの白人が、来日して演歌を歌って、日本の歌舞伎座でリサイタルを行い盛況を収める。
・・・どれだけ凄いことか、おわかりになるだろうか。

昨年だったか一昨年、NHKの「あの人に逢いたい」という番組で、初めて石井のオランピア劇場公演の映像を観ることが出来た。
チラリと流れた程度だったが、光り輝いていた姿は確認することが出来た。
市販でビデオが無いものかと探してみたが無かった。再放送されないものかと思ったが、海外だと権利関係が複雑で難しいだろうと諦めるより仕様がないと考えていた。

「NHKで当時放送されたのだから、縁があったら成るようになる」、そう思って一旦自分の中で置くことにした。
有り難いもので、縁が出来た。
深く感謝しながら拝見した。

活字から抱いていたイメージとは違った。

オランピア劇場は歌舞伎座と新宿コマ劇場を足して2で割ったような、趣がある場所であった。
きちんと映像で観たことが無かったが、歴史を感じさせる良い劇場だと感じた。

石井のメイクが違う。フランス人のメイク師によるものだそうだ。
彼女の舞台化粧はふだん濃い目で、それが威厳をさらに引き立たせている。
だが、このときはたおやかさや美しさがよく引き出されていた。
オランピアのステージの合間に、パリ市内を回る見慣れた石井の顔が映るので、なおのこと感じる。

照明の力もあるのだろう。
ルヴェロリスというフランスの業界ではトップの腕を持つ人が担当したのだという。
普段あまり照明がどうということは、私は考えたことがないが、これを見ていると思わずにはいられなかった。
彼とのエピソードは、彼女の著書にいくつか記されている。
特に、生前最後の著書となった「さよならは云わない」(2005年)に掲載されているものは、ドラマティックで、興味のある方には一読を強く薦めたい。

ステージ。
私はパリのオランピア劇場だから、かなり気合の入った豪華絢爛なものを思い浮かべていた。
以前「あの人に逢いたい」でチラリと見た、何も知らないときの「凄い」という気持ちのままでいた。

でも、それは違った。
認識不足のまま考えたことを、そのままにして上書きをしていなかったことに気付いた。

確かに凄い、素晴らしかった。
でも、それはオランピアだからという特殊なものではない。石井好子のステージとしてなのだ。
どこまでも石井好子なのだ。準備万端で望んでいる、いつもの石井好子。
歌声のコンディションも完璧。気負いなど全く感じさせない。
違和感も無い、まるでいつもそこで歌ってたかのような佇まいすら感じる。

云うまでもないが、若いから出来たとか何も知らないから出来たとか、そういうものではない。
このとき石井好子は68歳である。
そして、オランピア劇場に立つということの凄さを、日本人では誰よりも知っている一人だ。
これだけの偉業をやってのけると、どこか厭らしさを感じさせる人も中にはいるが、彼女には該当しない。自然だ。

これがソフト化もされないのは、勿体無いという次元を通り越している。
ぜひ放送でカットされた部分も含めた完全版で、再放送なりDVD(ブルーレイ)化されることを強く望みたい。
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by hakodate-no-sito | 2012-02-25 19:47 | テレビ | Comments(4)
Commented by Bruxelles at 2012-02-29 06:53 x
石井好子5連続、有難う御座います。
このDVDについて、いろいろ思い出してみて、TV放送されたもので、なかで石井先生がパリのラジオに出演されているシーンがある分ですね。「またいつかパリに来ますか」という質問に対し「それは、そちら次第。機会を与えてくださればまた来ます」という会話がありましたね。口をついてフランス語が出ていました。日本から同行したファンの方々とシャンソニエで歓談する場面もあったと記憶しています。オランピアのシーンでは確か「イヴ・モンタン氏の前で枯葉を歌う」云々の言葉、直接モンタン氏にフランス語でおっしゃってましたね。もう20年以上前のことで記憶もあいまいですが。
このリサイタルは生写真を何枚かいただきました。誰の人生にもめったにない快挙ですから。
Commented by Bruxelles at 2012-02-29 07:38 x
「函館のシト」様がお書きになっているTOMUYAについて。
ただでもらったそのCDを石井先生にお送りしたところ「全然いいとは思わない」というお返事。後続の歌手が育っての快挙であれば、話は別ですが(現地の友人に調べてもらった情報ですが)TOMUYAの場合は日本のゲーム機会社か何かがスポンサーになったイヴェントらしくて、知名度の高い現地の歌手がたくさん盛り上げ役として共演していました。TOMUYAは在仏でしたがほとんど無名でした。出りゃあいいというものでもない。オランピアの格式が日本企業の財力の前に屈した、そんな感じがしないでもなかった。何故TOMUYAなのか、には疑問が残りました。昔久里千春の旦那さんだった山崎 唯のような、押されたら倒れるような体格と、声量の細さ、歌っていても語ってるようにしか聞こえない発声の弱さが「全然よくない」の根拠だったと思われます。
Commented by hakodate-no-sito at 2012-02-29 21:06
Bruxellesさま
書き込みを見て、TOMUYA、聴いてみましたが在仏のというよりも、今の日本のいわゆるお洒落系な「アーティスト」という感じを受けました。
目下新井英一のアルバムを聴いている最中なので、なおのことそう思うのかもしれません。

>オランピアの格式が日本企業の財力の前に屈した、そんな感じがしないでもなかった。

その通りだと思います、残念ながら。
時代の流れということは無いわけでは無いのでしょうが、私個人の勝手なイメージでは、オランピア劇場=ジルベール・ベコー、というものがあるのでなおさら違和感を覚えます。
あの歌声でオランピアとは・・・。
(私の感覚では肯定できかねるので、氏のリサイタルへの紹介に対し快挙という言葉は削除いたしました)
Commented at 2012-04-25 20:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。