年齢不詳な若人が唄の話を中心にアレコレと・・・


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衰えた歌声

1月31日の「NHK歌謡コンサート」に坂本スミ子が出演していた。

『母(小篠綾子)が好きだった歌』と、ゲストのコシノジュンコがリクエストした
「たそがれの御堂筋」を唄い、旧知のコシノと握手を交わしていた。

と、これだけ書けば、感動的なシーンを想像される方もおられるだろう。
だが、私は、思い出す度にほろ苦さを感じ、溜息をついている。

坂本スミ子は、大好きな歌手だった。
ライヴへも行き、無理を言って一緒に写真を撮って貰ったこともある。
高校時代、『浮雲』という歌が好きだった。この歌を聴くとMDウォークマンで始終聴いていた頃
―春間近の陽射しで、雪が溶けかけ、路上に残るも土色で汚れている五稜郭の電停前。
老若男女が信号待ちをしているゴミゴミとした光景―
が鮮やかに脳裏に浮かんでくる。

声量豊かで、音程も確か。情熱的に歌い上げるのも、囁くように唄うのもお得意。
70歳を過ぎても、それらをキープしつつ、年輪を醸し出す歌唱で、円熟の魅力。
日本の歌い手の中でも、ハッキリと本物と呼べるひとり・・・だった。

だったと過去形で記すことが哀しいのだが、今の坂本スミ子は衰えてしまった。
去年、久々にテレビで「夢で逢いましょう」を唄うというので楽しみにして番組を観た。
喉のコンディションも良くなく、音程もあやしい。

信じられなかった。
調べたところ、一昨年だったかに脳梗塞で倒れたのだという。
元気そうではあったが、そういう面で後遺症が出てしまっていた。

先日の「歌謡コンサート」では、少しキーを下げ歌唱も工夫し、去年見たときよりは
大分回復しているように感じた。
病後とはいえ、そこらの歌手より余程声量はある。味わいもある。
だが、往年の歌唱を知る自分には、思い入れがあった自分には、辛いものがあった。

坂本が歌い終わった後、コシノジュンコが『よかったわあ』と涙ぐんで握手を交わしていた
が、あの涙はおスミの現状に対してという意味もあったのではないのかと、一瞬考えた。

慣れればどうということはないのかもしれない。
年齢を考えれば、あれだけ歌えるのは上等だ。
だが、そういうのを嫌がっていたのは他あろう、おスミだ。
いや、逆に病気したからこそ、見得や体裁を捨てて歌いたくなったのだろうか。

枯れたおスミの現実を、受け止めかねている。
心が決まるのはいつのことだろう。
長い目で見る必要があるのかもしれない。




(2014年2月17日追記)
その後、坂本スミ子のテレビ出演は何度かあったのだが、タイミングが合わず、見られていない。
昨年だったか、今年のはじめだったか、坂本スミ子の55周年記念ディナーショーに行ったという人の話をチラリと聞いた。すっかり元気で、バリバリ歌えていたという。病気だったということをその人は知らなかったし、そうだったようにも見えなかったらしい。

数年前の杞憂を吹き飛ばすような、おスミの歌声を耳にする機会とめぐり逢えることを祈っている。
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by hakodate-no-sito | 2012-02-02 21:22 | 歌・唄・うた | Comments(0)