年齢不詳な若人が唄の話を中心にアレコレと・・・


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私的感想「ふたりのビッグショー石井好子・美輪明宏」

「ふたりのビッグショー」
"石井好子・美輪明宏~真夜中のパリ祭気分~"
(1995年放送)

セットリスト
OPトーク
01巴里祭:デュエット
トーク
02メケメケ:美輪
03恋心:石井
04聞かせてよ愛の言葉を:美輪
トーク
05枯葉:石井
06待ちましょう:美輪
07ドミノ:石井
トーク
08バラ色の人生:デュエット
トーク&写真紹介
09老女優は去りゆく:美輪
10人の気も知らないで:石井
11愛の讃歌:石井
トーク
12バラ色の人生:デュエット


「ふたりのビッグショー」は、2人(組)の歌手(グループ)との組み合わせのジョイントショー番組で
NHKホールまたは地方の大中規模ホールでの公開収録形式が取られていました。
NHK側が用意したフルバンドまたは歌手の専属バンドがステージ上に控えていて、サウンド面でも文句なし。
同ジャンルの歌手によるガチンコ勝負あり、異ジャンルの歌手の組み合わせで予想外の魅力的な面が覗けたり
、40分の放送時間の中に様々な歌とトークが詰まっていました。
勿論、毎回素晴らしい、という訳にはいきませんが、それでもなかなかのクオリティを保っていたように思います。

さて、この石井好子×美輪明宏、はというと・・・。
石井好子は日本シャンソン界を代表する大歌手。美輪も圧倒的な存在感を誇る俳優でシャンソン歌手。
同ジャンルの歌い手のガチンコ対決といったところでしょうか。
意外なようですが、石井と美輪、二人でというのは有りそうで無い組み合わせなのです。

両者がよく引き受けたな・・・と番組実現までの裏側も私としては気になるのですが、それはさておき。
やはり石井も美輪も大御所、セットリストをご覧頂ければピンと来るでしょうが扱いが非常に気が遣われています。

02から07まではメドレー形式なのですが、前半3曲は美輪が最初と最後の2曲、後半3曲は石井が最初と最後の2曲。
09から11も、美輪の「老女優~」は演劇仕立ての長い曲なので、それに配慮し、石井は2曲という形式。

この番組は原則、演奏者はNHKサイドが用意したフルバンド+ストリングス。フォークやニューミュージック系の歌手は
自前バンド(新曲での演奏)という場合もあります。

しかしこの回は舞台上の左右に石井、美輪それぞれの演奏担当バンドが待機。
さらには西洋風のセットが作られ、一人が歌っているときにはもう一人はそこに座って待機という形。
紅白歌合戦ばりの形式、いつに無い力の入り方です。

石井、美輪のトーク内容も
「私は一番最初にNHKへ出たのは女学校の頃・・・愛宕山なんです」(石井)
という気の遠くなるような話に、石井のパリ公演での話や美輪のヨーロッパ公演の話など、スケール感が違います。
石井好子も「あなたと私はさして歳なんて違わないわよ(笑)」と言うなどジョークが弾んでいます。
(確かに二人とも年齢不詳な風貌で、石井と美輪が一回り以上歳が離れているようには見えません)
自己顕示ぶりもひと一倍備えている美輪明宏ですが、ここではさりげなくも石井に気遣いを欠かさず行っています。
二人の歌が気合が入っていることは言うまでもありません。
(もっとも美輪の方が気負っている感じがします…)

この回を見ていると美輪は西洋の高級風芸人、石井は上流婦人
という感じを受けてなりません。
同じ高級なムードでも、美輪はそういう香りを漂わせた"芸風"、石井は身に付いた感覚、に思えます。

美輪がダメかというと、そんなことは無いのです。
人によって賛否両論ある頑迷な自己顕示ぶりですが、確かに誇れるだけの実績を積み重ねています。
私自身は美輪はそういう芸風と思っていますので、どうとも思いません。
この回はともかく、結構ハッとさせられることも話していますし。

歌も独得の魅力があって、良いです。
特に歌とひとり芝居の組み合わせである「老女優は去りゆく」は見事なまでに美輪明宏の世界。
"歌いながら演じ、演じながら歌う"この世界は美輪ならではあり、他の人には考えられないひとつの境地に達していて素晴らしいのです。

ですが、美輪のあれだけの大熱演の後に出て、気負いなく(そう見えるだけか)出て来て、自分の歌を歌い、最後はしっかり
石井色に客席を染めてしまう石井好子はやはり凄いとしかいいようがありません。

二人の披露した歌、それぞれ1曲選べといわれたら
石井:ドミノ(「愛の讃歌」と迷ったのですが)
美輪:老女優は去りゆく
ということになります。

1990年代、このような濃密かつしっかりと魅せて聴かせる番組が作られていたことに驚きです。

こういう石井の名唱を集めて、石井の1周忌あたりに特別番組を組んで欲しいものです。
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by hakodate-no-sito | 2011-03-03 00:25 | テレビ | Comments(0)

感想「女と味噌汁(その1)」について

「女と味噌汁」は池内淳子主演の人気テレビドラマシリーズ。
東芝日曜劇場で昭和40年から55年まで38作が放送されました。

東芝日曜劇場は、今は日曜劇場という連続ドラマ枠ですが、かつては単発ドラマ枠でした。
スタジオドラマでじっくり魅せ、出演俳優も一流どころ、日本のドラマ枠の最高峰・・・と言っても過言ではない高品質を保ち続けた
ドラマ枠だったのですが、様々な理由から惜しまれつつ、平成のはじめに静かに暖簾を下ろしました。

「女と味噌汁」はもともと平岩弓枝が雑誌に発表した短編連作。
それをたまたま目にしたプロデューサーの石井ふく子が、平岩へドラマ化を願い出たのが最初だったようです。
最初は風俗ドラマ的な面が強かったのですが、シリーズの長期化に伴い、徐々にコメディ路線へシフトしていきました。
脚本は原作者でもある平岩弓枝が全作担当しています。

今年、2011年にスカパー・TBSチャンネルにて全話再放送が行われ、久しぶりに楽しむことが出来ましたが、古いドラマのせいかネット上ではあまり話題にもならず、情報も少ない状態。
勿体無いので、折角全話観て録画もしたので、ぼつぼつと自分なりの想いや感想を綴っていけたらな…と思います。全作品綴れるかはさておき(笑)

よもやま話
出演している長山藍子が、どうしても台詞がうまく言えず苦しんでいたら、プロデューサーの石井ふく子が「バナナでも食べて言ってごらん」とアドバイス。
その通り言ったらうまく言ったがバナナは苦手なので大変だったと笑いながら回想しています。
そんな長山の奮闘が実ってか、平岩弓枝の目に留まり、続編ではエキストラ的脇役から要となる脇役・小桃となり、やがてはシリーズに欠かせぬ顔へと成長していくことになります。

印象深い台詞
「妻だ、妻だってえらそうに言っているけど・・・何が妻よ。
ご亭主から絞れるだけ搾ってさ。女であること売り物にしてんの・・・芸者とどこが違うのよ。」

個人的感想
第1作目ということもあり、花柳界の様子もきめ細かく描かれていて興味深い。
その後、コロコロ変わるてまりの設定だが1作目では
・中学までしか出ていないので芸者以外に(職が)無かった。
・月7万貰っている石川という旦那はいるが、適度に距離を置いた付き合い。
・石川とは月に1度か2度ゴルフの共をする。芸者の家へは泊まる趣味は無いと旦那の意向。
・昭和40年、祖母7回忌。母は2度目のお盆。亡くなる半年前から入院。祖母と田舎で育った。
ということになっています。

ストーリーとしてはやや古いのかもしれない。
妻の役割、夫の役割、というような分担の垣根が無くなって来ている今は
それでも、いわゆる日陰者というような、人から蔑みの目を受ける立場の人が実は堅気の人よりずっとまっとうで・・・。
という設定は決して古びていないし、現在もドラマの中で見かける。
だが、その設定に納得させられるだけの演技や演出がしっかり成されているか、というと首を傾げるものも少なくない。
古いと馬鹿にされそうだが、昭和40年に作られた今作品はそういう点もしっかり抑えられていて、胸に迫ってくる。
古くて新しい、という言葉がしっくりくるドラマのように思える。

あと、これは言うまでもないが、池内淳子が若くて綺麗。
艶があって、どこか儚さも秘めていて、それでいて家庭的な感じも持ち合わせている。
20%女優と異名を取った人気女優として一世を風靡したことは納得。

ストーリー(長いです、私の阿呆な脳では要約できませんでした・・・)
室戸千佳子はてまりという名の人気芸者。
新宿弁天池の芸者は自由恋愛と称して、客と寝ることは少なくない。
てまりは2代続けての芸者で、籍を置いている芸者屋「はなのや」のおかみとも顔なじみ。
何より美貌と芸を持っているから非売品で通っている。

ある日、てまりは自宅で客のキリタニと一夜を共にし、翌朝は朝食を自ら用意した。夢は祖母から教わった味噌汁を出す出店を持つこと。
翌朝、客は「こんなうまい味噌汁は生まれて初めてだ」と、花代を奮発し1万円を置いていく。

その夜、接待マージャンで帰れなかったと言い訳をしてキリタニは家へ帰る。
お座敷では独り者と言っていたがれっきとした妻子持ちなのだ。
てまりに「出しておくよ」と持っていったものの、出し忘れた懸賞葉書と
財布に入れた夏のズボン代1万円がズボンも買わないのに消えていることに妻は感づく。

2日後の日曜の昼下がり、キリタニの妻が葉書を頼りにてまりのアパートへ訪ねて来る。
「ひとりで家で考えていると、どうにもやりきれなくなって・・・」
家計簿片手に、月収3万4千円のやりくりがいかに大変かを口説き、手を切って欲しいと訴える。

テーブルに投げ出した家計簿をじっくり読むてまり。
やがて、妻の怒号に言い返す。
「あんた、芸者に作ってもらった味噌汁がうまい、って旦那に言われて恥ずかしくないのか」

その言葉に妻は冷静さを取り戻す。
そして、子どもに手が掛かることや勤めに出ていた時期が長く料理も下手だから、とインスタント食品やパン食で済ましていることを
悔い始める。

そのことを聞き「私も言い過ぎました。奥さんも頑張っているのに・・・」、てまりは花代を返すことにした。
妻は、もういいの、と辞退しようとするが、お互い半額づつということで決着した。

「確かに私、妻の座にドデンと居座っていたわ。あなたに教えて貰わなかったら、もっと酷い目にあっていたかもしれない」
意気投合までしまう二人。

「いつかね、私だけの力で、味噌汁や何かを出す店を出したいの」
いつしか自分の夢まで語るてまり。
美味しい味噌汁の作り方を教えて欲しい、と妻から頼まれるも、味噌汁は自分で味を作っていくものだし、これは私の売り物だから
とやんわり拒絶。妻も納得する。

帰る前にふと尋ねる妻。
「あなた・・・コウジのこと、好き?」
「好きだからお泊めしたんです」

妻を見送り、台所に立つてまり。
今日の夕食は、さっき買ってきた豆腐の味噌汁と・・・。

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by hakodate-no-sito | 2011-03-02 21:32 | テレビ | Comments(4)